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子供の躾について

生き方・心構え 回答期限 2020.08.23
2020.08.16

子供が言う事を聞かないとき、どうしても手が出てしまう事があります。いけない事と分かっているのですが躾の一貫としてしまう事があります。子供はやはり怒られている実感が一番伝わるのか素直に言う事を聞きます。
私が子供の時よりは酷くはないですが…やはり今の時代いけない事でしょうか?

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回答 3 件

回答は各回答者の個人的な意見で、宗派によって見解が異なることがあります。多くの回答から質問者様にとって、一番良い答えを探してみてください。

分からん子供が分からんのやない。

2020.08.22

はじめまして。

子供って小学生くらいから、だんだん言う事を聞かなくなって来ますよね。私も大きな声を出して、しょっちゅう怒っていました。子供も最初は怖いからか、その時は言うことを聴きました。でも同じことをして又怒るを繰り返し、最後には手を出してしまった時期もありました。
どうして怒られているのか、どうしてダメなのかを理解し納得するのが、子供にとって最も必要な事だったのだと今になって思います。

天理教では
「分からん子供が分からんのやない。親の教えが届かんのや」
という御言葉があります。

子供や分からない相手には力で抑え込むよりも、理解できるよう得心出来るよう根気よく伝えてゆくことが必要なのかもしれませんね。

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質問者 ことぶき

2020.08.24

ご回答頂き誠に有難うございます。子供に抑え込む力ではなく、親として伝える力の勉強をこれから学んでいきたいと思います。有難う御座いました。

向き合うこと

2020.08.17

ことぶきさん、こんにちわ!
私は小さい時に、父親から真冬の夜に窓から積もり積もった雪の中に、投げ飛ばされた記憶があります(笑)
とても厳しい父でした!
そんな環境で育った私が思うこととして述べさせて頂きます。
本題の手が出ること自体は悪いとは私は思いません。
但し、体罰と躾を一緒に考えてしまうのは良くありません。それはどういうことかと言うと、手を出すことを正当化する理由にしてはいけないということです!
もしも、子供が「なぜ叩くの(泣)?」と言ってきて、あなたが「躾だから」と答えて子供は納得すると思いますか?
単純に「悪いことをしたから」という理由であれば、子供は納得すると思います。
要はなぜ叩かれたのか子供に分かりやすく説明する必要があると思います!
ですから、まだ子供が良い悪いの判断が出来ないものに対して、すぐに怒ってはいけません。悪いと分かってる中での行為であれば、手を出す出さない関係なく怒ることは必要だと思います。
今の時代だからこそ、しっかり怒れる父親は素晴らしいと思います!それと同じくらい褒めてあげられる父親であれば、なお素晴らしいと思います!
真剣に且つ愛情が込められていれば、子供にもちゃんと伝わると思います!
手を出すことが良い悪いとは、決めつけることは出来ません。ですが、手を出す=虐待と捉えられる時代であることは確かです。
ことぶきさんが、しっかりと子供と向き合うこと、それが一番の躾になると思います!
あくまでも、一つの意見として参考にしていただければ幸いです。

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質問者 ことぶき

2020.08.24

ご回答頂き誠に有難う御座いました。親として、「躾」の意味を少し勘違いしている部分があったのかと反省しました。これからは親として何が本当の躾なのかを考えながら子供に接していきたいと思います。

子どものしつけ…永遠のテーマですね…

2020.08.17

ことぶきさん、アッサラームアレイコム!私、教育業界に勤めていた経験のありますホセインと申します。子どものしつけ…これは本当に永遠のテーマかと思います。そして「正しい」答えはないかと思います。ただ、私が経験したことを踏まえてお話しさせて頂きたいと思います。

私は、「しつけ」の行為の良し悪しは別としてまず大切にしたいのは「誰のためのしつけか」ということです。日本で行われているしつけと呼ばれる行為はほとんどが子どものためではなく親のためのように思います。「恥ずかしいからやめなさい」と言う時、誰が恥ずかしいのでしょうか。お子さんでしょうか、親御さんでしょうか。例えばお子様が人前で鼻をほじっていれば、それはお子様にとって将来的に恥ずかしい行為だと思います。しかし、お菓子をやたら欲しがり、「ちょうだい、ちょうだい」と言い続けるお子様の行為は本当に恥ずかしいでしょうか。「やめなさい」と親御さんが言っているにも関わらずやめずに叩かれる子ども…これは本当にしつけなのでしょうか。確かに「ちょうだい」と繰り返し言うのは、はしたないと思われるかもしれませんが、それだけ自己主張できることは素晴らしい素質かもしれません。親御さんが叩いたのは、「お菓子を家であまりあげていないと思われるのが嫌だ」だったり「親がダメだと言っているのに言うことを聞かない」だったりが理由ではないでしょうか。虫歯や健康のためにお菓子をあげないという家の方針があるのであれば、それを理解させるべきですし、またはお菓子をもらった後に、「うちで毎日なんて言っているの?お菓子は食べていいの?」と後から諭せば良いと思います。お子様は簡単には納得しないと思いますが、叩く・怒鳴るなどの行為で強引に納得させるとお子様は「叩かれるからやめる」という思考回路になってしまいます。「私の健康にとって良くないから食べない」という論理的思考を身に付けていかないと、「叩く人の前ではやらないけど、叩かない人の前ではやる」という人間性が身についてしまいかねません。

もちろん、私は本当にそのお子さんにとって恥ずかしい行為であるなら叱ってあげるべきだと思います。ただ叱るというのは「ダメなことはダメ」という線引きをしてあげ、親の一貫した姿勢を示すという毅然とした態度であると思います。毅然としているからこそ、論理的に「なぜダメか」の理由を話できるでしょうし、いつも一貫しているので子どもの方も自然と善悪の判断基準が出来上がるかと思います。この善悪の判断を形成するというのが「しつけ」の目的ではないでしょうか。
また、暴力などで強権的にお子様を従えようとすると、力が全てだというお子様の意識を育て、それが親御さんのいない学校生活や友達関係の中で必ず出ます。手を出して怒られている子どもは他の子どもにも手を出します。それでは本来のしつけの意味からもかけ離れた結果になってしまうかと思います。また、北斗の拳ばりのルールのない激しい反抗期を迎えてしまうかもしれません。

リフレーミングという言葉をご存知でしょうか。簡単に言えば物事を肯定的に言い換えるということです。先ほどのお菓子を欲しがる子供について言えば、悪く言えば「はしたない」「やかましい」、良く言えば「自己主張がはっきりしている」「元気」となります。このようにリフレーミングできる行為についてはもしかしたら叱る必要はなく、「さっきは元気だったね」という肯定的な受け止めから、親御さんが話をしたい「はしたないとも思われるかもしれない」ということを上手に伝えることができるのではないでしょうか。リフレーミングできない行為、例えば人を傷つけるとか、物を盗むとか、そういった行為の時に叱ってあげ、善悪の判断を身に付けさせるのがしつけにつながるのではないでしょうか。

すみません、勝手な私のしつけについての考えをつらつら書いてしまいましたが、しつけを善悪の判断を身に付けさせるという行為だとするなら、ことぶきさんも時にはぐっとこらえてリフレーミングしてみてください。暴力は決してリフレーミングできない行為ですし、善悪の判断で言えば間違いなく「悪」ですから。
神様はいつもあなたのそばにいらっしゃいます。
インシャアッラー。

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質問者 ことぶき

2020.08.17

リフレーミング初めて聞いた言葉でとても興味深いお話でした。「叩く人の前ではやらないけど、叩かない人の前ではやる」という人間性が身についてしまいかねません。はハッとさせられました。貴重なお言葉有難う御座いました。

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