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Ai Qualia

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性同一障害の人にどう接するか

その他 回答期限 2022.05.29
2022.05.22

性同一障害、いわゆるトランスジェンダーのことですが、海外は本当に多いです。日本人も100人に1人はその潜在意識があるということらしいです。
西洋と東洋では考えが違い、また宗教では認められないことも。
ジャンヌ・ダルクが火あぶりになったのも、異性装をした罪によるものでした。
日本では例はあまりなくそれほど問題視されていないですが、
古典的な背景の中でいえば、江戸時代の歌舞伎の世界の女形もあり、西洋に比べて
許容範囲は広いのではないかと思います。

日本国内のある出来事で、中学男子生徒が女装し女子として通学することが認められました。性同一障害は単なる性癖ではなく、本人から苦痛を取り除いてあげる人格を尊重したケースです。

日本では身の回りにはそういう人はいませんが、海外の親戚筋でいわゆるニューハーフがいます。性転換はしていないので女装です。家族でも姉妹となり、学校も女子として違和感なく生活しています。しかし、100%受け入れる気持ちに至っていません。周りがどう見るかを気にしてしまいます。

完全なるトランスジェンダーに出会ったら、違和感を持たないで接する方法、気持ちの切り替えについて。そしてまた、もし仮に両親だとしたら改善治癒させていく方法をとるべきか、そのまま社会に送り出してあげるのか。側近者が一番悩みそうです。社会的な意見を聞きたいと思い質問投稿しました。

回答 4 件

回答は各回答者の個人的な意見で、宗派によって見解が異なることがあります。多くの回答から質問者様にとって、一番良い答えを探してみてください。

常識とは何か?

2022.05.22

きみの質問はよく分かる。私のような昭和10年代生まれの古い考え方に縛られた人間からすれば、もし自分の親類が性同一性障害だったら、正直世間体を気にしてしまう。小学生の頃、息子だったはずのこどもが、大人になったら娘になっていたら、近所の人はどう思うだろうか。もし自分の息子がそのような状況だったら、私は全力で叱り、そして全力でやめさせただろう。
しかし、世の中は変化している。私は正直ついていけないが、常識も変わった。もはや「男らしく」「女らしく」なんてことすら時代遅れらしい。私は自分の息子たちに「男らしくない」と叱ったことが何度もある。しかし、時代は変わったのだ。きみも私も自分の中の「常識」を疑ってみる必要があるのではないだろうか。
ただ、日本の歴史をさかのぼれば、戦国時代の衆道をはじめ、様々な実例もある。明治時代に新しい日本が成立した際に儒教的な考えが日本では一番大切とされた。たった160年ほどのなかで形作られた「常識」に閉じこもってきた私たちが実は「常識外れ」なのかもしれないとも思う。

質問者 TAKA.A

2022.05.23

回答ありがとうございました。確かに私たちは常識の枠で生きているように思え、そもそも常識とはだれが造ったのかということにもなります。考えの幅を広げて、おおらかな気持ちで行動していこうと思いました。

質問者 TAKA.A

2022.05.23

回答ありがとうございました。確かに私たちは常識の中で生きている、常識とはだれが造ったのかということにもなるかと思います。幅を広げ、臨機応変おおらかな気持ちをもって行動していきたいと思いました。

台湾では誰も気にしていないよ

2022.05.22

ンガアイホー!TAKA.Aさん、私 「K子様」言います。台湾のアミ族で、台湾で日本語学校の校長先生してます。日本語まだまだ勉強中で、間違った日本語使うかもだけど、回答するよ。
私はっきり言う好きだからはっきり言うよ。台湾は男同士、女同士、結婚できるよ。何も問題ないよ。だからあなたがこの問題について質問してくる理由がちょっとわからない。あなたの質問の最後のほう、ちょっと日本語難しく私誤解していたらごめんなさい。「もし仮に両親だとしたら改善治癒させていく方法をとるべきか、そのまま社会に送り出してあげるのか。側近者が一番悩みそうです。」これは、親が性同一性障害だったらってことでしょ?なんで治すの?なんで近くにいる人が悩むの?台湾なら何も問題じゃないよ。だって、男同士、女同士、結婚できるし、自分でない他の人の大切な部分に踏み込んでいいわけないでしょ。周りの人が悩むべきことじゃないよ。あなた台湾来てみるといいね。どこの町を歩いても、男同士、女同士のカップル見つけられるから。

質問者 TAKA.A

2022.05.23

回答ありがとうございました。確かに言われるとそうかと思いました。文化はいろいろあると思いますが、固定観念にとらわれず自由を尊重していきたいと思いました。

人それぞれに特性があります

2022.05.22

 TAKA.Aさん、アッサラームアレイコム!ホセインと申します。私は海外に住んでいた頃、大変お世話になった方が性同一性障害の方でした。また、私は教育業界におりますが、生徒のなかにも性同一性障害の子どもはいます。10年前は、女子生徒が性同一性障害で、どうしても男子の制服を着たいということで教育委員会と折衝し、許可を得た経験もあります。(現在は男女どちらの制服を選ぶのかは生徒の自由になっている学校が多いと思います)そのような経験から回答させて頂きます。
 私は、世界の様々な地域を放浪し、そして教育業界でたくさんの人と関わってきました。その上で感じるのは、「人それぞれに特性がある」ということです。そしてその特性を当たり前に受け入れ合うことが、社会としては大切であるということです。まず、外見で言っても世界に全く同じ人はいません。背の高い人、低い人、髪の毛の多い人、少ない人、足の速い人、遅い人、人それぞれです。一昔前に「はだ色」という当時日本では一般的だった色が差別を助長するとして現在は使われていません。まさに「肌の色」は千差万別です。そして実は外見だけでなく、人の「脳」も全く同じ人はこの世にいません。脳が同じではないということは、感情だったり、感じ方だったり、考え方だったり、それも全て一人ひとりに特性があるということです。性同一性障害もそういった特性の一つであり、何らおかしなことではありません。日本は「同調圧力」が強く、学校教育でも「同じ」ことが大切にされてきました。今回のコロナの「マスク着用」についても、政府が「マスクをしなさい」と言えば、日本人は多くの人がマスクをし、マスクをしていない人を単純に攻撃します。政府が「外出時、マスクを外して良い」と言えば、日本人はマスクを外します。昨日今日と外出した際に、明らかにマスクを外している方が多くなりました。この日本的な同調圧力はやはり戦前の教育の流れとしか言いようがありません。例えば学校教育で「髪が肩にかかったら結ぶ」などありますが、これは戦前の学徒動員の際、髪の長い生徒が機械にその髪を挟まれて怪我をしたことが理由として現在も校則なっているという学校があるそうです。そういう背景のもと、日本では人と違うことが「悪いこと」とされた風潮がありました。
 しかし、人は誰一人として同じ人はいないのです。また、同じである必要はありません。そういった教育を、日本をはじめとして東アジア以外の多くの国では行われています。人は外見が違うように脳も違う、つまり内面も違っているのです。その特性を受け入れる姿勢こそが、TAKA.Aさんのご質問に対する回答かと思います。
 いずれにしても、日本が抱える社会問題を解決しようとなさっているTAKA.Aさんのことを神様はきっと見守って下さっています。
 インシャアッラー。

質問者 TAKA.A

2022.05.23

回答ありがとうございました。実はこの質問か、マスクの件を質問するか迷っていました。つまりご指摘にあるように「同調圧力」の存在です。周りがそう思うからそれは正しい。ここに間違った意思が働きます。周りを気にしすぎて、特性を見失わないように心掛けていこうと改めて思い正しました。

周りとの協力

2022.05.22

TAKA.Aさん、こんにちわ。
第3者的な立場だとしたら、本人の意思を尊重させるべき、と世界の流れと同じように私も思うでしょう。
しかし、もし実際に家族、友人など身近な人がそうだったとしたら、どう接してしまうのか、現実として受け入れたくないと思ってしまうかもしれない、というのが本音です。
一番気にしてしまうのが周りの目だと思うんです。これが、不思議なことではない、よくある話だよね、など世間一般的な話だとしたら、何も気にすることはないと思うんです。
ですから、やっぱり必要なのは、社会全体で理解してあげることであり、身近な人同士みんなでも良き理解者をなっていこうとすることだと思います。
一人で悩まず、それこそ周りのみんなと協力していこうとすることだと思います。
私は世界で、社会全体で、理解しようとする動きには賛同します。
回答になっていないかもしれませんが、人にも、地球にも、優しい社会になっていくことを願いたいものですね。

質問者 TAKA.A

2022.05.23

回答ありがとうございます。確かに何も気にすることはない。先ずは本人を理解してあげて、社会全体が理解していくように啓蒙していく。やはりそうだったと一致し、確信を持つことができました。

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