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学校のいじめの自殺に対する見解と改善を知りたい

生き方・心構え 回答期限 2020.10.12
2020.09.12

私は小中時代は「ドモリ」とはやし立てられ、高校時代は古典の先生からは名前で呼ばれず「おい言語障害、文章を読んでみろ」とよく指名されていましたが、その頃は笑って頭を掻きながらおどける余裕も出ましたが、幼少期は結構つらかった。そういう自分も小学生時代、身体に特徴のある同級女性に「あだ名」でみんなでからかい、はっきり言ってそれはいじめであった。今同級会で会ったら謝りたい。さて、学校でいじめの果てに自殺した生徒に対し、学校や教育委員会、果ては第3者委員会も、「いじめはなかった」「いじめと自殺との因果関係が立証されなかった」など、なんとも納得しがたい見解がメディアで報道されるたび、本当のところは何なのか、加害者に対する擁護なのか、立場上の責任回避なのか、そのような結論にせざるを得ない事情があるような気がします。また、学校ではいじめ対策の現状は改善されているのでしょうか。

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回答 2 件

回答は各回答者の個人的な意見で、宗派によって見解が異なることがあります。多くの回答から質問者様にとって、一番良い答えを探してみてください。

人を思いやる気持ちを育てる

2020.09.14

 marasannさん、アッサラームアレイコム!ホセインと申します。私は教育業界で働いた経験がありますので、その経験から私なりの回答をさせて頂きます。
 実はいじめの認知件数は増えております。2013年に文部科学省がいじめの定義について【「いじめ」とは、「児童生徒に対して、当該児童生徒が在籍する学校に在籍している等当該児童生徒と一定の人的関係のある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものも含む。)であって、当該行為の対象となった児童生徒が心身の苦痛を感じているもの。】と、改めて通知しました。この定義に従えば被害者側が「これはいじめだ」と思えばそれはいじめだと認識されます。この定義に従い、またいじめ防止対策推進法に基づいて、現在教育現場は積極的にいじめを認知してますので、2019年はいじめはなんと54万件を超えました。
 これはいじめが増えたというわけではなく、いじめを初期段階で認知し、対策をとることを目指していますので、今まで隠されていたいじめが顕在化した良い傾向と言えます。現在学校現場ではいじめはタブーではなく、解決しなくてはならない課題と認識もされています。
 marasannさんのご経験に沿うと、marasannさんが先生から言われたあだ名も、女子生徒に行ってしまった生徒も言われた方がどう思うかでいじめと認知されるかは決まります。ただ、現在は周りで見ていた第三者が「これはいじめだ」と思ったら、それをいじめと認知するケースが増えてきています。
 ですので、基本的には学校現場でいじめを認知しないということはないのですが、私が現場にいた人間として感じるのは「軽微ないじめは積極的に認知し、自死につながるような重大ないじめ(または事件)については余程確証がない限り、認めない」という矛盾があるということです。重大ないじめ事案こそ、隠され、当事者だけが悩み、そして自死につながります。加害者の方は周到に証拠を隠したり、消したり、また口止めをしたりします。現在学校と警察の連携制度があり、重大な事案は警察に通報し、警察の捜査が入りますが、私の感覚的には警察は「本当に証拠がないと何もしない」です。そのため、重大な事案ほど、marasannさんがご心配されるように無責任な会見が開かれることが多いのかと思います。私は自死を伴うようないじめについてはもはや犯罪ですので、警察が丹念に調べるべきだと思っていますが、現状はマンパワー的に難しいのが現状です。
 ただここで考えたいのはいじめは学校の責任かということです。もちろんmarasannさんの先生のようにいじめを助長するような行動があれば問題ですが、一番の課題は家庭教育にあると思っています。特に加害生徒の側に家庭的な不満だったり、生きづらさだったり、様々な課題があります。だからといっていじめて良いことにはなりませんが、その課題について少しでも家庭だったり、地域だったり、社会だったり、学校だったりが気づければ状況は変わっていた事件が多いのではないかと思います。
 ですから私はもう一度日本社会が「人を思いやる」ということの大切さについて考えたほうが良いと思います。人を大切にできる人は人からも大切にされると思います。
 いずれにしても神様はmarasannさんの社会への心配についてよく見てくださっています。
 インシャアッラー。

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質問者 marasann

2020.09.15

ホセインさんありがとうございます。相手がどのように思ったかで決まるということはセクハラと同じく大変わかりやすい判断だと思います。また、いじめ防止対策推進法なるもので積極的に認知していくということは素晴らしいことだと思います。我々の時代にはそのような基準がなかったので、あいまいだったのでしょうね。しかし、自死に至るような重大事は口止めや脅迫が伴い、わかりずらいことも確かですね。警察の介入を積極的に働きかけることも大切ですね。また、「人を思いやる人」人を大切にする人は人からも大切にされるとはとても新鮮に聞こえました。孫にもしっかり教えたいと思います。ありがとうございます。

家庭と学校

2020.09.13

marasannさん、こんにちわ。
学校でのいじめによる自殺、社会問題にもなり、本当に悲しい出来事です。
教育現場で働いているわけではありませんので、学校での対策や改善状況を知っているわけではありませんが、私の思うことを述べさせて頂きます。
家庭と職場、家庭と学校、どちらも家庭ありきです。家庭の状況が、職場や学校での生活に影響すると思っています。
ですから、学校が子供だけと関わるのではなく、そのご家庭とも関わらないと解決には至らないと思います。
しかし、学校側から家庭のことに足を踏み入れるのは難しいと思います。ですから、ご家庭側が学校に目を向け、お子様や周りの環境に敏感にならないといけないと思います。
教師による体罰のようないじめも度々ニュースで見かけます。
良い先生、良い学校だけとは限らないのが残念ですが、結局のところ、お子様を守れるのはご家族だけだと考えなければいけないかもしれません。
いじめによる自殺は学校側にも責任はあります。しかし、家庭のことまで把握出来ていない学校側では、見解を出しづらいこともあり、立証出来ないという回答になっているのかもしれません。
自殺になってしまうくらいの出来事ですから、上辺だけの問題ではなく、心の内部にまで深く突き刺さった問題だと思います。
ご家庭と学校とが協力し、今後このような悲しい出来事が起きないことを願いたいですね。

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