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先祖と子供との架け橋。最良な方法について

生き方・心構え 回答期限 2022.10.23
2022.10.20

現代社会においては核家族化が進み、一人暮らしの老人が多いです。最近では80歳の知り合いの方が子供とは疎遠でずっと一人暮らしがいいと言っていました。叔母も生涯独身で、子供もいなく何も残さなくてよいので気が楽と言います。
このような状況では子供達も無関心になっていきます。
そういう方々が終活するにあたり、今までの功績を代々伝えていく意欲、人生の価値観を持ってもらいたいという問題意識です。

質問相談は、全く疎遠だった親族にお金財産というものではなく、立派に生きてきたと示す方法。子供たちや親族に心から伝えられるメッセージとして残す最良の方法はどのようなものがあるでしょうか?
写真、家系図などもありますが、よほど何かの時でないと見る機会もありませんし、無造作にしまってあることが多いです。いろんな方法を試して、
先祖を強くつないでいきたいと思っています。

回答 4 件

回答は各回答者の個人的な意見で、宗派によって見解が異なることがあります。多くの回答から質問者様にとって、一番良い答えを探してみてください。

初心に返って

2022.10.22

TAKA.Aさん、こんにちわ。
非常に難しい問題ですよね。
ですが、ある意味では簡単なことかもしれません。
それは、何よりも親族同士が集まることです。
写真や家系図といった形に残るものも大事だと思いますが、特に子供達にとっては実感が湧かないものかもしれません。
集まること、直接話すことが親族をつなぎ、代々受け継いでいく最良の方法だと感じます。
簡単なこととは言いましたが、実際には難しいことです。遠方に住んでいる、みんな忙しく時間が合わない、そういうことが多く、だからこそ、こういう問題が起こっているのでしょうね。
しかし、急がば回れ、という言葉もあるように、地道にコツコツと始めていくことだとは思います。
どうすれば集まれるのか、初心に返って、そういうことを考えていければよいのではないでしょうか。
一つの考えとして捉えて頂ければと思います。

質問者 TAKA.A

2022.10.23

説得力のあるコメントをもらいました。共鳴してもらえたことは嬉しい限りです。
回答を読んで気づいたことは、集まることの重要性。

先ずは少人数からでも集まれる機会を作っていくことから始めてみることにします。

忘れ去られるのもまた人生

2022.10.20

きみの気持ちはよく分かる。そしてきみは優しいな。きみ以外に身寄りのいない友人や親せきの生涯をこの世に残したいと考える…素晴らしいと私は思う。
しかし、歴史に残らない多くの人がいて、多くの人が忘れ去られてきた。私は少しでも自分の生きた足跡を残したいと、土地を買い、仕事に励んできた。しかし、85歳を迎えようとする今、何が自分の手元に残り、子孫に残せたかと言えば、ほぼ何もない。だから私としては、多くの人がそうだったように、忘れ去られるのも良いかな、と思うようになった。私自身が満足した人生を送ったと思えればそれでよい。

質問者 TAKA.A

2022.10.21

回答ありがとうございました。そのような考え方もあるのかとはっと気づかされました。私の父はとっくに亡くなっていますが、昭和5年生まれで自分の生きる道を全うし、昭和の人らしくがみがみ言う印象しかなく。土地以外は何も残しませんでした。しかし後から立派な人生を送ったことがなんとなく分かってきて、それが今では心に残ります。何かを残すのは努力ではなく、そのままの生きる姿も大事と思います。少し考え方を変えてみようと思いました

家族を大切にする

2022.10.20

 TAKA.Aさん、アッサラームアレイコム!ホセインと申します。一族としての功績、そして価値観の共有、大変大切なものだと思います。しかし、変化の激しい現代社会に生きていると、その移り変わりについていくのが精一杯で、祖先や家族のつながりを忘れてしまいがちです。私が信仰するイスラームでは、神こそ全てですので、祖先信仰が薄い部分もありますが、家族を大切にしますので、その観点から回答させて頂きます。
 西アジア、北アフリカのイスラーム世界の家族はアラブ的な家族を基礎にしています。預言者ムハンマドは信仰の絆は血の絆に優ると説きました。そのため、アラブ的家族は構成員が多いことで知られています。ふつう一世帯に三~四世代が同居している上、多くの子供たちがそれぞれ妻子を抱えているため、全体としては相当な数になります。さらに、ここでの家族は日本人が考える家族の絆をしばしば飛び越えます。数百年前の祖先を共有する人々をすべて「家族」と呼んだり、姻戚を「家族」に加えることも珍しくありません。つまり、日本のような核家族ではなく、幾世代もの家族がともに生活しているために生まれる、家族の絆があるのです。それが一族としての歴史や功績などを自然と伝承し、大切にしていく土壌になっているのだと思います。
 現在の日本でこのようなことをそのまま当てはめることは難しいかと思いますが、日本の家族というものを見直すことは必要かもしれません。親を大切にし、親戚を大切にする。そうすると一緒に住んだり、一緒に生活したりすることにつながると思います。昔は当たり前のことだったかと思いますが、こういったことがTAKA.Aさんの思うような、先祖をつなぐということにつながるように私は思います。
 いずれにしても先祖を大切に思うTAKA.Aさんのことを神様はきっと見守って下さっています。
 インシャアッラー。

質問者 TAKA.A

2022.10.21

ご回答ありがとうございました。イスラームの観点から説明してもらい、家族を大切にする本質がよくわかりました。家族の絆こそ家系の伝承となる。しかしながら私の親族はまとまっているとは言い難く、その環境の中で家系伝承をしていくのに苦慮しています。核家族の問題は私の問題でもあります。ご回答文章の中に親せきを大事にするとありました。家族の枠を広げて見るようになってから、海外の親せきと日本の親せきを結び付けグローバルな視野をもって行動しています。何か困難に直面した時は、いただいた言葉を思い出し、励みにしたいと思います。

ただ感謝する、そして普段の会話から祖先を語る

2022.10.20

ンガアイホー!私K子様言います。台湾人だから日本語間違うかもだけど許して。
私思うは、祖先に感謝の気持ち持つ大切ね。私たち台湾原住民は、家系図みたいなものは重視しないけど、とにかく祖先を大切にしているね。お墓を大切にしたり、祖先が開墾した土地を今でも大切に耕しているね。そして祖先から伝わる伝承だったり、着物だったり、色々なものを今でも大切にしているよ。
台湾の漢族はちょっとあなたと似ている思う。今でも大陸の祖籍を大切にしているね。自分の祖先が大陸のどこに住んでいたかということね。それからもちろん家系図もあって、そう言うこと大切にしている。そして、彼らは祖先のこと、自分の祖先の歴史など、家族のヒストリーを当たり前のように家族の話題にしているね。何か家系図や写真を飾るなども大切だけど、家族の話題に祖先のことをのぼらせるのが実はすごく大事な気がするね。
冠婚葬祭の時以外にも祖先のことを語る、これがすごく大事私思うよ。

質問者 TAKA.A

2022.10.21

ご回答ありがとうございました。家系図にこだわる形式的なものではなく、祖先を大切にする方法はいくらでもあること再認識させられました。

祖先が開墾した土地はなくなっていてもその場所を訪れたり、起源があるから今自分がいることに感謝。

子供にいきなり家系図を見せたって気持ちが伝わらないことが分かってきます。家族の話題の時に、些細なことでも祖先のことを感謝の気持ちをもって話せば伝わっていくものと思いました。これからは先祖代々のしてきたこと、若い親族には気持ちを込めて話をしてこうと思います。

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