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子供の言葉や発想

不妊・妊娠・子育て 回答期限 2021.10.18
2021.09.18

10歳になる長男。
保育園の頃から気になっていたのですが、「ころす」とか「火をつける」等他にも怖いような言葉がよく出てきます。
親が勉強を教えていても、例え話をする場面で、楽しい話は出ずに、ふざけた感じですが、殺人や恐ろしい内容が出てきたりします。
見ているTVやインターネットも怖い内容のものはなく、親のしつけや、関りも自分では普通と思っていて、なんの影響か想像つかず。
内弁慶で、学校や友達の中ではおとなしい性格で、外ではそんな事はないようですが、このままでいいか将来が心配です。

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回答 2 件

回答は各回答者の個人的な意見で、宗派によって見解が異なることがあります。多くの回答から質問者様にとって、一番良い答えを探してみてください。

家庭が心の港になっている証拠ですが、そろそろ「時機」です

2021.09.18

 プリメさん、アッサラームアレイコム!ホセインと申します。私、教育業界に身を置いておりますので、そこで学んだこと、また経験からご回答させて頂きます。
 まず、プリメさんにお伝えしたいのは、内弁慶は悪いことではないということです。また、言い換えると家庭が心休まる場所で、外でのストレスをしっかり吐き出せている証拠ともいえると思います。10歳にもなると学校などでたくさんのストレスがあります。そのストレスを「ころす」とか「火をつける」と言ってご家庭で発散しているのかもしれません。ですから、単に叱って、その行動をやめさせるだけだと他にストレスのはけ口を見つける可能性があります。
 ですが、やはり「ころす」とか「火をつける」という発言は良くないことは明らかです。実は脳科学の面から言って、人間が「我慢」を出来るようになるのは10歳から12歳頃と言われています。ですから、プリメさんの方でそろそろお子さまに働きかける時期が来ているかと思います。警視庁がHPで家庭の役割として次のことを書いています。
「『しつけ』をする役割
子供は大人へと成長する途中にあるわけですから、もちろん、保護者は、我が子が健全な社会人として行動できるように助け、教えていく役割があります。では、具体的に何を教えていったらよいのでしょうか。価値観が多様化していると言われている現在、様々なことが思い浮かぶと思いますが、我が子を非行に走らせないという点から考えると、『法律やルールを守ろうとする心』、嫌なことや欲しい物があっても『我慢をする心』、何かをしようとしたり、してしまったとき『人の迷惑を考えたり、反省したりする心』、の3つの心を育てていって欲しいと思います。」
と言っていますが、私はこれは小学校高学年以降の話であって、それまでは「子どもの特質に応じて、その場その場で対応していく」しかないと思っています。事実、怒ることで子どもが悪いことをしなくなると思っていらっしゃる方もいると思いますが、実際は「怒られた」ということを覚えているだけで、「なぜ悪かったのか、なぜ怒られたのか」については理解していないという研究があります。単に怒られたくないからしないというのは本来の意味のしつけとは違うかと思います。
 ただ警視庁は次のことも家庭の役割として書いています。
「『心の港』をつくる役割
幼い子どもでも、保育園や幼稚園などに通うようになれば、友達とけんかをしたり、友達と比べて自分が劣っていることに不安を感じたりするなど、いろいろなストレスを感じて家に帰ってきます。そうしたストレスを家で癒すことができれば、翌日、頑張って保育園や幼稚園に行くことができます。子供にとって、ほっとする場、心が安らぐ場を作ってあげることがとても必要です。」
 私は子どもとの関係性の中で、親御さんが子どもの「心の港」に幼少期になれているかが大切だと思っています。この心の港になれていれば、前頭葉が発達し、我慢を覚えたり、善悪の判断ができるようになってきた10歳から12歳の頃に親御さんの話を子どもはしっかりと受け止め、「なぜ駄目なのか」とか「なぜこれが悪かったのか」について判断し、成長していけると思っています。昨今体罰が禁止されてるようになりましたが、これは当然ことで「叩かれるからやらない」ではなく、「悪いことだからやらない」と理性的に判断しなければ、陰で悪いことをする人間を増やしてしまうだけです。
 おそらくご質問の文面を拝見すると、プリメさんはお子さまの心の港になれていると思います。お子さまも成長してきました。そろそろ善悪の判断について共に考え、語り合う時期かもしれません。直ぐには変わらなくても、語り合っていく事で少しずつお子さまの中で「正しい判断力」が養われていくと思います。
 また、内弁慶についても同じで、社会性についても前頭葉の発達を待たなくてはなりません。これも10歳から12歳の頃に急激に発達すると言われています。これについてもプリメさんから「正しいかかわり方」を教える時機であり、お子さまも受け入れる準備が整いつつあるかと思います。焦らず、ゆっくりお子さまと向き合うことをお勧めします。
 いずれにしてもお子さまの心の成長について本気で考えてらっしゃるプリメさんのことを神様はきっと見守って下さっています。
 インシャアッラー。

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質問者 プリメ

2021.09.25

ご丁寧な回答、とても参考になります。アドバイス通り、善悪の判断も、すぐに分からなくても少しずつ語り合い、正しい判断力が身につくよう努力したいと思います。ありがとうございました。

子供だからこそ

2021.09.20

プリメさん、こんにちわ。
子供の言葉遣いとして昔は親から影響を受けることが多かったと思いますが、今はテレビや動画などの親の目の届かないところで影響を受けやすい環境になっていると思います。
色々な言葉をたくさん知ることは良いことだとは思いますが、使い方などはやはり親がきちんと教えてあげなければいけないと思います。
言葉や文章は暴力にもなるということをしっかり理解させることです。
大人の世界ではハラスメントという言葉が定着しつつありますが、子供の世界ではイジメ問題に発展しかねません。
特に子供の場合には、アニメなどの影響も受けやすく、自分の世界観に入り込んで発することもあり、相手がどう思うかを気にしないときもあります。
子供に相手を気遣うことを教えるのは難しいかもしれませんが、それでも子供のうちからしっかりと教えてあげなければいけません。
子供が言ってることだから、と大目にみるのではなく、今のうちからちゃんとした言葉遣いが出来るようにしてあげてくださいね。

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質問者 プリメ

2021.09.25

ご丁寧にありがとうございます。子供がちゃんとした言葉遣いが出来るように努力します。

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