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ポジティブシンキング

生き方・心構え 回答期限 2022.02.12
2022.01.13

いろんなことに悩んで
落ち込んでいる友達がいます。
最近、死にたいなどと洩らすようになりました。

励ますつもりで、思い積めないで
ポジティブに前向きに考えてと言いつづけていたのですが、
だんだん自分でも違うなと思うようになってきました。

人間は前向きでないと生きていけないのでしょうか。
友達になんて声をかけてあげれば良いのでしょうか。
アドバイスをいただけると幸いです。

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回答 2 件

回答は各回答者の個人的な意見で、宗派によって見解が異なることがあります。多くの回答から質問者様にとって、一番良い答えを探してみてください。

時にはもがくことも大切です

2022.01.14

 きこるんさん、アッサラームアレイコム!ホセインと申します。私は根が楽天的ですので、自分自身は「寝て起きたら何とかなる」と思って生きてきました。私は教育業界にいるのですが、実は私のような楽天家より、物事をまじめにとらえ、それゆえにネガティブに考えてしまう人が多いことを、教育相談などを通して知りました。その際に私が生徒に助言したことを回答させて頂きます。
 私は辛いとき、ベートーベンの言葉を思い出します。
「人間はまじめに生きている限り、必ず不幸や苦しみが降りかかってくるものである。
 しかし、それを自分の運命として受け止め、辛抱強く我慢し、さらに積極的に力強くその運命と戦えば、いつかは必ず勝利するものである。」
 ベートーベンは勝利すると言っていますが、私は勝利でなくてもよいと思っています。いずれにしても何らかの不幸や苦しみは、どんな人にも必ず降りかかってきます。強い人はそれをベートーベンのように耐え忍んだうえで勝利することができるでしょうが、人はそんな強い人ばかりではありません。また、耐えているだけだと、どうしても人はネガティブになってしまいます。(いつこの不幸から脱せられるか不安が日々増幅していくので)ですので、私が生徒から「今の状況が辛い」ですとか、「苦しい」といった訴えを聞いたとき、まずはその原因を一緒に考えてみました。(この原因を探すのが大変なのですが…)そしてもしその原因が分かったら、その原因を取り除くために、生徒と一緒にもがいてみました。それは友達関係の場合もあれば、親子関係であったり、または勉強だったりもしました。とにかくその問題を解決するために、手を尽くしました。しかし、実は様々な不幸や苦しみは「時」が解決してくれる場合が多いです。その時をどのように過ごすかで、後ろ向きなままか、前向きになれるかは変わるような気がします。実際、私は生徒とともにもがきましたが、そんなことをしなくてもその生徒の不幸や苦しみは、時が経つことで消え去るのかもしれません。ですが、何もしないでいるとどうしても人は後ろ向きになってしまいがちです。「やること」があると人は頑張れます。ですから、私は生徒とともに「やること」を見つけるために、原因を探り、そして不幸や苦しみを忘れるために、もがいてみました。もしよろしければ、きこるんさんもお友達の話を聞き、何が原因かをともに探り、そしてともにもがいてみて下さい。きっと前向きにならざるを得ません。
 また、私はイスラーム教徒ですが、あるイスラームの成人がこんな言葉を残しています。
「災難に嘆き悲しむことをやめなさい。哀れなる者よ。さあ、アッラーを信頼しなさい。
 なぜなら、嘆き悲しむごとに災難は増してくる。嘆くのは間違いだと気づきなさい。
 災難をあなたに与える御方をみいだせたなら、災難はあなたには最高の贈り物、この上ない喜びとなることを知りなさい。
 もしみいださなければ、災難はあなたには拷問と化し、この上ない悲しみとなることを知りなさい。
 災難はこの世に満ち溢れているのに、あなたはこのような小さな災難になぜ泣き叫ぶのでしょう?
 さあ、アッラーを信頼し、アッラーにお任せなさい。
 全てアッラーに任せて、災難の顔に微笑みかけてごらんなさい。
 そうすれば、災難もあなたに微笑みかけてくれるでしょう。
 そして微笑むごとに、災難は小さくなり、形を(喜び)に変えることでしょう。」
信仰に生きることも、人を前向きにする一つの手段かもしれません。
 いずれにしても、お友達のことを心配し、ともに前向きに生きようとなさっているきこるんさんのことを神様はきっと見守ってくださいっています。
 インシャアッラー。

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段階を踏む

2022.01.14

きこるんさん、こんにちわ。
友達を励まそうとする行為、とても素晴らしいですね!
悩んでいるご友人の方も、気が楽になったり、救われていることもあると思いますよ!
今回、きこるんさんが仰っている、落ち込んでいるご友人に掛けた言葉として自分自身としても違和感を感じてしまうこと、私も経験あります。
全く同じ状況ではないかもしれませんが、深く落ち込んでしまっている相手に、前を向こう!とポジティブな言葉を掛けても効果が無いと感じてしまった経験が自分にもあります。
その時に感じたこと、自分が取った行動をお話しさせて頂きます。
まず言葉の中に必要なのは、寄り添おうとする気持ちだと思います。
ポジティブに考えて!と言ってしまうと、気持ちを切り替えなさい、と相手に変化を求めていることになります。それが出来たら苦労しないよ、と思わせてしまう場合があります。
寄り添う気持ちというのは、どんな状況下であっても味方だよ、のように相手の状況を理解してあげることです。
何か言ってあげなきゃ、と思うことよりも、まずは段階として気持ちを共有してあげることが必要かもしれません。
そして、次に話を聞いていくなかで一緒に出来ることを探していきます。相手にだけさせるようなことではなくて、自分も一緒に、というところがポイントです。
そういったことを経てから、気持ちを少しづつ切り替え出来るようにサポートしてあげると良いかもしれません。
私の経験上での一つのやり方ですので、これで解決するとは限りません。
ですが、きこるんさんの誠意はきっとご友人もありがたいと感じているはずです。
寄り添ってあげる気持ちを大事にして、是非ご友人の支えになってあげてくださいね。

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