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死んだらどうなりますか?

老病死 回答期限 2021.11.07
2021.10.08

死んだらどうなるのか、最近よく考えます。
考えるとこわいです。
まったくの「無」だというお坊さんがいます。
生まれ変わるという人もいます。
だとすると幽霊として人前に出てくる人はみれんとかがあって、生まれ変われないんでしょうか。
何が正解なのでしょうか。
それともそもそも正解なんてないんでしょうか。

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回答 2 件

回答は各回答者の個人的な意見で、宗派によって見解が異なることがあります。多くの回答から質問者様にとって、一番良い答えを探してみてください。

次世代への始まり

2021.10.08

もすさん、こんにちわ!
死後の世界に関しては、色々な話を聞くと思います。
それぞれの宗教には死に対する捉え方や考え方があります。
私の信仰している宗教では、死とは神様に体を御返しすることを意味しています。
体は神様からお借りしており、死という形で神様に御返しします。心(魂)はまた別の体に宿してこの世に生まれてくる、という考えです。
ですから、私の信仰している宗教では「死ぬ」ではなく「出直し」と言ったりします。
幽霊に関しては宗教の教えの中では特に触れていませんが、私の中での解釈としては、亡くなった方の魂なのかな、と考えてるくらいのものです。
死後の世界に関しては、正解は誰にも分かりません。亡くなった方が生き返るということはありませんので、知ることが出来ないですからね。
死は誰でも怖いものです。しかし、もすさんも私も何回かは死を経験してきている中で、今の時代に生を受けているのかもしれません。
と考えるのであれば、今回の人生をどのように生きるか、を大事に考えたいものですね。
生きる、死ぬを繰り返し、人は文明を繋いできたわけです。今の文明も何十年、何百年後に繋がっていくわけです。
死ぬこととは終わりではなく、次世代にまた新しい体を神様からお与え頂くための始まりでもあると思っております。
こういった考え方もあるということをお話しさせて頂きましたが、今を一生懸命生きて次世代への繋いでいきたいですね。

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神様はあなたの行いを知っています

2021.10.08

 もすさん、アッサラームアレイコム!ホセインと申します。もすさんは10代でいらっしゃるのに、かくも深いお悩みを持たれているとは、かなり深い人生経験をなさっていることと思います。ガウタマ=シッダルタがシャカ族の王子の頃に「死」について悩み、そして出家したことが仏教を生みました。「死」は人が歴史を記すようになって以降、消えることなくいつも人を悩まし続けている問題です。もすさんのおっしゃる通り、「死」についての正解はないかもしれませんが、私はムスリムですので、イスラーム的観点から「死」との向き合い方についてお答えしたいと思います。
 神の言葉を記したコーランにはこのような記述があります。
「自分たちのために善いことを、あなたがたは嫌うかもしれない。

また自分のために悪いことを、好むかもしれない。

あなたがたは知らないが、アッラーは知っておられる。」(雌牛章216節)
 日本でも「お天道様に恥じない行動をする」と言ったことを聞くことがあると思います。私たちムスリムは「最後の審判」を信じており、現世の良き行いが来世につながると考えています。
 また、ムハンマドの言行録を集めたハディースの一つにはこのような記述があります。
「アッラーと審判の日を信じる者は、良き言葉のみを語るか、さもなければ、沈黙を守りなさい。

また、アッラーと審判の日を信ずる者は、隣人に対し寛容をもって接しなさい。

そして、またアッラーと審判の日を信ずる者は、客人に対し十分な親切を尽くしなさい。」(「サーヒフ ムスリム」第1巻)
 私は終末における審判の日を信じています。ですから死は怖くはありません。恐れているのは自分の日頃の行いが神の目に適うような正しい行いであるかどうかということです。そして、審判の日、天国へと行くことができるかです。その恐れを少しでも平安なものとするために、毎日を正しく生きています。正しく生きていれば死を恐れることはありません。
 「平安な死を迎えるために、日々を正しく生きる」ことこそ、私たちムスリムにとっての死への向き合い方です。もすさんも死を恐れるのではなく、死を迎える時に「私は正しく生きた。来世は天国に行けるはずだ」と安心していられるように正しい行いをしていくのはいかがでしょうか?
 いずれにしても生と死について深く考えていらっしゃるもすさんを神様はきっと見守って下さっています。
 インシャアッラー。

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