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困っています。

その他 回答期限 2020.06.10
2020.05.11

初めまして、3歳上の夫の事で相談させてください。
夫は怪しい宗教にハマっています。
コロナで自粛にも関わらず、集まりがあるからと言って出かけてしまいます。 今年1月に長男が生まれ、夫に子供がいるから行かないでくれと頼んでも、夫は神様に守られているからコロナには感染しないと言います。 そんなの信じられません。
また最近は仕事も無く、収入が減っているにも関わらず献金と言って生活費を持って行ってしまいます。
よく分からない宗教にハマっている夫を、どうしたら辞めさせることが出来るのでしょうか?
夫は、普段はとても穏やかで、優しい人ですが、その宗教の話になると、私の言うことを全く聞き入れてくれません。
夫婦の問題かと思いますが、良いアドバイスをお願いします。

回答 2 件

回答は各回答者の個人的な意見で、宗派によって見解が異なることがあります。多くの回答から質問者様にとって、一番良い答えを探してみてください。

あわてず、あせらず、あきらめず

2020.06.03

初めまして。(ちょっと長くなります)
ご相談内容拝見いたしました。
オウム真理教の地下鉄サリン事件以来、「カルト的要素を持ってる可能性のある団体」(カルトの定義は世界的にいまだ曖昧です。怪しい=カルトではないので、こうした言い方を致します)からの救出支援をしてきたものです。

まずはあなた様が冷静に対応することが最も大事なことなので、その第一歩として過去に関わった300教団の過去の事例をふまえてお答えします。

まず、教団によってその活動、金銭の流れ、心理誘導(マインドコントロール)の手法など、それぞれですので、教団名が分かりませんのでおおまかなことだけ申し上げます。

まず、こうした教団に入信する方は、あなた様もおっしゃる通りですが、人柄・性格の素晴らしい人たちであるということです。
今まで数千のこうした方々と接してきましたが、もれなく素晴らしい人たちでした。
その性格を申し上げれば、
「正義感が強い、お人よし、頼まれると断れない、家族思い、思いやりがある、打たれ弱い・・・・」などなど、人として「素晴らしい」と思える人ばかりなのです。

ある脱会者が話してくれたことがありました。
「こんな人のことを尊敬できるな。好きになれるな」という人に合致する人ほど入ってしまう」と。

では、そんな良い人が、どうして入ってしまうのか。それは・・・

「その人が、その人なりの大きな大きな悩みを抱えていたから」です。そこに身をゆだねなければどうしようもない「何か」があったのです。
これも入信者には「必ず」該当します。

逆に言うと、「悩みがない人」は入りません。教団を必要とする何かがあったということです。
まず、この問題に取り組む第一歩は、その悩みが何であったのかを冷静に考えるところから始まります。

次に、ご自身がどうしたいのかを明確にすることです。

当然、「もとの夫に戻ってほしい。脱会してほしい」と、相談者の誰もがそう言います。

しかしそれは、とてつもない時間、労力、忍耐、勉強を要することになります。

私が説得して、その場で脱会を決意したのは、千数百例のうち「3件」だけでした。
他は、家族の並々ならぬ努力によって脱会できたのです。脱会できた数も、千数百例のうち約「百件」です。
それほど大変なことだということです。

なぜか。それは、マインドコントロールが深く関わっているからです。

あなた様が、「夫は、普段はとても穏やかで、優しい人ですが、その宗教の話になると、私の言うことを全く聞き入れてくれません。」
これが実は、その人がマインドコントロールにかかっているか否かのキーワードです。

つまり、宗教の話になると、「人が変わってしまう」「目つきや顔つきが変わる」「耳をふさいでしまう」「怒り出す」「泣き出す」・・・・。

今はまだ、宗教の話はできる状態ではありません。
もしもご主人がマインドコントロール下にあるとすれば、反対すればするほどのめり込んでいくことになります。我々専門家はそれを「駆け落ちする恋人同士の心理」と例えてきました。
「やめろやめろ」と言われれば、もっと突っ走りたくなるという心理です。
宗教マインドコントロールは、極めてそれに似ています。

宗教の話をする前に、ご主人が何を信じ、何をしたいのかを聞く作業、それに対してご自身は何に反対していてどうしたいのか、そうするには何が必要なのかを冷静に考える時期だと思います。今は。

今の段階で宗教の話しをすること、または宗教に反対することは、すべて「マイナス」に働いてしまいます。
今はぐっとこらえて冷静にということです。

百万が一ですが、奥様が「怪しく」見えてしまっているだけかもしれません。

日本人には、地下鉄サリン事件以降、「宗教アレルギー」が根強く残ってしまいました。
あるお母さんは、娘が古刹寺院の「座禅体験」に行っただけで、泣きながら相談に来ました。それは宗教アレルギーだったと思います。

ご主人様が信じている教団は、何をあがめ、どんな活動をし、どれほどのお金をどんな形で必要とされているのか。そしてもう一つ、その教団は「勧誘活動させるか」「教団の内容を口外しないよう指導しているか」などなど、その教団がカルト的かどうかを知るキーワードがたくさんあります。
また、クリスマスや初詣、法事や葬儀などを避け始めるというのもカルト的団体の共通項です。
そういったことも踏まえて、どんな教団かを冷静に見極める作業も今は大事だろうと思います。

もう一つ。
実は、そういった教団に身を置く人々の共通項があります。

それは、「自分の為よりも家族の為を思っている」「悪いことをしている認識はまったくない」「正義の為に頑張っている」

ほとんどの人はそう思っています。だからこそ
「性格の素晴らしい人」が信じているのですね。

それと、もし脱会させたいのであれば、ご主人様の親御様のご協力は不可欠です。
そこにむけての努力も必要になります。

長くなりましたのでこれくらいにします。

どうか冷静に。
この問題は、あわてず、あせらず、あきらめずです。これが解決までの絶対の三原則です。

どうか前を向いて頑張ってください。

質問者 ゆきぽよ

2020.06.03

カルトと聞いて、ちょっとびっくりしています。 確かに夫に宗教の批判を言うと、急に怒りだしたりします。 今考えるとマインドコントロールされているかもしれません。
宗教の名前をお伝えすればもっと詳しく教えていただけると思いますが、今は伏せさえてください。 コロナの自粛も緩和されて、夫も仕事へ行けるようになったので、もう少し様子をみてみます。 貴重なアドバイスありがとう御座いました。 冷静にあせらずに夫と話してみます。

回答者 名無し

2020.06.05

ゆきぽよさんへ
カルトという言葉で驚かせてしまいましたね。ごめんなさい。

私は、ご主人の信じているものが「カルト的」であるかのような言い方をしていますが、それはご主人の「神様に守られているからコロナには感染しない」という言葉によります。

地下鉄サリン事件と天使の門という教団の集団自殺事件以降の研究で、カルト的教団には多くの共通項があることが分かりました。

そのうちの一つが
「〇〇を信じれば病気にならない」「地震や戦争がおきても〇〇教団の信者は死なない」というようなたぐいのものです。

公安調査庁もマークするあるカルト的教団も、コロナ問題が騒がれ始めた頃、早速に「我々〇〇会の信徒は感染しない」と大々的に報じました。
またある教団は、東日本大震災の時、「〇〇会の信者は一人も死ななかった!」と報じました。

余談になるかもしれませんが、仏教の僧侶の立場で言えば、例え何を信じようが信じまいが、逆に言えば無宗教者であろうが、苦しみ、悲しみ、老い、病、死は必ず誰しもが経験しなければならないわけです。
ある神様がいるとして、その神がある固有の教団の人だけ助けたり守ったりしてくれるとするならば、そんな存在は神ではありません。なぜか・・・。
神は人を差別しないからですよね。あくまで仏教の場合はですが。

それは置いときまして、ゆきぽよさんのおしゃる通り、冷静に対応なさってください。この問題は冷静さがもっとも大事です。

お子様も御生まれになられたばかりで大変な時ですよね。

心身ご自愛されながら冷静に対応なさってください。

名無し

一度彼が信仰している宗教を勉強してみては

2020.06.02

こんにちは
いつ頃から怪しい?宗教にハマっているのでしょうか。
彼にとって心の拠り所が宗教、ということが彼の根本にあるということです。
以前、藁にも縋る思いで助けを求めたかどうかはわかりませんが、その宗教の教えを守り、行動した結果、
非常に大事な場面で救われたことがあったのではないでしょうか。今の信仰によって健康に生活ができる感謝の気持ち、救われた時の感謝の表現が、彼にとっては献金なのでしょう。
それは彼なりの神様に対する表現方法なんだと思います。また、あなた、ゆきぽよさんに出会えた感謝の気持ちも含めると、献金も惜しまないのでは?
一度ゆきぽよさんも一緒にその宗教の集まりに行ってみてはいかがでしょうか?
何も知らずに批判するのは簡単です。信頼できる一番近いパートナーが信じた宗教です。
一度どういった活動を行っているか、自分の目で見て、聞いて、「これはまずい」と感じた時、真剣に話し合ってみてはいかがでしょうか。

質問者 ゆきぽよ

2020.06.02

そうですね、宗教と聞いて毛嫌いしていた所もありました。もう少し夫の話を聞いてみてから考えたいと思います。ありがとう御座いました。

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