上司からの私に対する苦言というか愚痴を同僚から聞きました。
直接、そのような事を言われたことは今までありません。
今回、人づてに「こんなこと言ってたよ」と聞くと私がいないところでそんな事を言っていたのかと考えるとショックというか、気持ちがとても滅入ってしまいました。
その上司と顔を合わせるのがとてもいやになってしまいましたし、自分のこのモヤモヤとした気持ちをどうすれば良いかわかりません。
上司と顔を合わせた時にどのように接すれば良いでしょうか。
また、自分のこの気持ちを整理するのにどのような考え方を持てば良いのでしょうか。
アドバイスを下さい。よろしくお願いします。

　きこるんさん、アッサラームアレイコム！ホセインと申します。人づての話…大体悪口のケースが多いですよね。私もきこるんさんと同様の経験を沢山しました。特に若いころはかなり悩みました。その経験から回答させて頂きます。
　結論から申しますと、人づての話は信用しないほうが良いと思います。と、言いますか会話というのは、「言葉」だけでなく、その場の「雰囲気」とか、「話し方」とか、「意図」とか沢山の要素から成り立っています。それらを抜いて、言葉だけで会話を理解しようとすると「誤解」が生じます。さらにその言葉に、他人のバイアスがかかると尚更です。他人の思いとか、意図とか、余計なものが入り込んできます。ですから私は人づての話で一喜一憂をしないようにしています。ただ、私のことをほめてくれている話については受け入れるようにしています。直接聞いてもいない話で落ち込むのは何だか馬鹿馬鹿しいとも思っています。
　ちなみに、私の信仰するイスラームにおいては、預言者ムハンマドの言行録が大切にされています。この言行録については、その言葉が本当にムハンマドの口から発せられたのか、何世代にも渡り議論され続けています。それだけ人づての話は信用できないとのことです。孔子の言葉も同じかと思います。歴史的にもそうであるのに、きこるんさんの周囲にいる、しかも悪口を伝えるような人の言葉は全く信じる必要がないかと思います。
　いずれにしても言葉の大切さを感じてられるきこるんさんのことを神様はきっと見守ってくださっています。
　インシャアッラー。