中学3年生の時に、親友が亡くなりました。
2軒隣に住んでおり、幼なじみでした。
彼は成績も良く自分の目標になるような人だったので、一緒の趣味であるパソコンや電子工作などを楽しみ、アウトドアでは一緒に空手道場にも通っていました。
突然死ではなく、1年ほど前から入院し、修学旅行には出てきたのですが、また入院となりました。
訃報を知ったのは学校へ登校し、朝のHRに担任の先生から聞きました。
葬儀は身内のみでお別れも出来ず、モヤモヤしたまま、彼の母には良く外ですれ違いましたが、世間的な挨拶だけとなりました。
学校生活も終わり、成人して社会人になってからは色んな問題(仕事上のトラブルや課題)ばかりで夢にまでトラブルが発生するようになりましたが、時折、無くなった友人が出てきて活路を出してくれる事もありました。
夢の中の話ですので、現実は同じようには行きませんが、結婚してからも彼は登場し、私の世界に生きています。
実家の母にそのことを話し、友人の母親に伝えてくれたようでとても喜んでいました。
墓前に手を合わせようかという話になりましたが、自宅の祭壇で合わせて貰えれば良いという事でお伺いし、話を聞くと彼は奈良の天理市にいる事になっています。
母子家庭だったので、彼を無くした後は生活も大変だったのでしょう。しきりに天理教に救われたと語ってくれました。
私は無宗派(家系は真言宗)でしたのが、墓前(集合墓地など)があって亡くなった人の実感というのを伝えるのかなと漠然と思っていましたが、人の心に生きる事で墓地は形骸なのかな？と1つの考え方も持つようになりました。正解というのは無いと思いますが、大切な人を贈る、贈られる事になったらどのような形にすると良いのか気になりました。

メモリーさん、こんにちわ。
亡くなられたご友人の墓前で手を合わせられるのが一番嬉しいことかと思いますが、墓前じゃないと手を合わせる意味が無いとは私も思いません。
お墓参りが意味が無いということではなく、祈ることはどこでも出来るし、思いは伝わると思うのです。
神様は神社にだけいるわけではなく、どこでも私達を見守ってくれている、というのと同じだと思ってます。
心の中に生き続けている、と思うことがご友人は一番嬉しく思っているでしょうし、夢に出てきて、メモリーさんのことはいつも見守ってるよ！と伝えてくれているのではないでしょうか。
でも、いつかは墓前で手を合わせて、心の会話をしたいものですね！