友人のお母さまから相談されたのですが、どうお答えしてよいか迷っています。お子様が現在末期のがんで余命宣告を受け闘病しています。スポーツマンで元気な方でしたので、ご両親も現実を受け入れることができないようです。今後つらい抗がん剤治療に専念して延命すべきか、自宅に戻り家族で穏やかに過ごさせたらよいか、との相談に私は答えられませんでした。ご教示くださればありがたいです。

お子様の病のお話しはとても心が痛くなります。
友人のお母さまはきっと、我が子のことを他の方に答えは求めていません。
ただただ、聞いて欲しいのです。自分一人では抱えきれない悲しみ、苦しみを聞いて欲しいのです。誰かに自分の言葉で語っているうちに、自然と整理が付いたり、自分のなすべきことが分かったりするものです。
相談をされたということは「この人に話しを聞いてほしい」ということです。あなた様にしかできないお役目です。是非、これからも寄り添ってお話しを聞いてあげてください。一緒に悩んであげてください。
病のお子様とお母さまにより良きお導きがあることを。お祈り申し上げます。