親戚で生活保護を受けている人がいると聞いて、本人は大丈夫といっているようですが、生活に困っているのではないかと心配しています。援助したくても実情を聞けなくて、また援助することで生活保護が減らされてしまうこともあるのでどうしたら容易か考えています。。子供と2人暮らしで、本人は高齢者になり今年仕事を退職し、子供は成人ですが、障害があるので働くことができず扶養しているので、生活保護をうけることになったと思います。今親戚で相談していますが、このような経験をお持ちでしたらアドバイスいただければありがたいです。

　いしちゃんさん、アッサラームアレイコム！ホセインと申します。私はムスリムですが、イスラーム社会も相互扶助が重要視されています。
　イスラーム社会では六信五行という守るべきルールがあります。その中に喜捨があります。豊かなものが持たざる者に手を差しのべるというものです。人間社会においては、一生涯の中にも経済的な栄枯盛衰はあり、自分の力の及ばないことで、富を失う人もいます。だからこそ、喜捨が重要な行いとされています。
　いしちゃんさんは親類が経済的苦境にあるかもしれないとのこと。私としては是非手を差しのべて欲しいと思います。しかし、瞬間的な扶助ではあまり意味がないと思います。生活保護も継続的な扶助です。親類で話し合われているとのことですが、是非継続的な扶助になるよう、よくご相談頂けたらと思います。瞬間的な扶助になってしまうようであれば、もしかしたら手を差し伸べないほうが相手方にとっては良いことかもしれません。単に色々な手続きが煩雑になるだけですし、相手もガッカリすることが目に浮かびます。
　いずれにしても困っている方を助けようとなさる優しい心を持ついしちゃんさんのことを、神様はきっと見守ってくださっています。
　インシャアッラー。