”凡人でいなさい。特別な人間になんかなる必要はない。大きな志なんかなくても人に親切でいれば生きていける。”

祖父から私を含む4兄弟に伝えられた言葉なのですが、他人より目立ちたい盛りの若い時期はこれに反発する気持ちもありました。でも今思えば守ってきてよかったなという実家の暗黙のルールです。

最近承認欲求の強い人達との仕事が多いです、自分は魅力的な方々だと感じます。そうなのですが、私が少しカサンドラ症候群っぽさがあり結構心を疲弊してしまいます。心の安らぎを考えると、どうしても死ぬことに憧れを持ってしまいますがやっぱり無責任な甘い考え方でしょうか？

　snozさん、アッサラームアレイコム！ホセインと申します。私も周りに「俺が、俺が」的な先輩たちに囲まれて生きてきましたので、その経験をもとにご回答させて頂きます。
　まず、snozさんのお祖父様のお考えは素晴らしいと思います。人に親切でいれば生きていける、、、誰しも人に親切でいたいと思いながらも、自分のことが一番となってしまいがちです。私は目立つ、目立たないで人の価値は決まらないと思います。むしろ人のためになることを陰ながらできる人の方が素晴らしいと思います。ただ、私は人にはそれぞれ輝いている面があり、価値ある人間、価値のない人間などなどないとも思っています。ですからsnozさんは凡人などではなく、輝いている人間です。
　ご質問によりますと、snozさんは、おそらく少し我の強い方々との関係性で悩まれていらっしゃるようにお見受けしました。私もそう言った方々との付き合いに疲弊した時期もありました。ただ、ある時、適切な距離を保とう、と思うようになりました。良く言えばパワーのある方々は周りを巻き込む力があります。そう言った方々のそばにいると、気づくと仕事でもプライベートでも自分も巻き込まれてしまって、疲れてしまうことが多々あります。ですから、相手がこちらに入り込んできそうになったら、少し距離を取る、具体的には「ちょっと時間ある？」と言われたら、「すみません、今日は家庭の都合で」などと断ると良いと思います。大体3回ほど、この場面を耐え凌ぐと声が掛からなくなります。snozさんが亡くなったら悲しむ人がたくさんいます。それを思えば、一瞬起こるであろう嫌な空気など取るに足りません。
　snozさんは人のために行動できる輝いている人です。ですが、一番は自分を大切になさってください。
　他人のこと慮るsnozさんのことを神様はいつも見守ってくださっています。
　インシャアッラー。