既に父の代がお墓を購入していますが少しお墓詣りをするにも大変な場所にあります。できれば私も近くが良いなと思っていますが別の宗派のお墓で見直したり、近くのお墓を見直すという考えは間違っていますでしょうか？

ハクナマタタさんこんにちは
私は高齢者向け相談所で相談員をしており、ハクナマタタさんのようにお墓について色々相談を受けることがあり、実際に住職に聞いたことがあるので内容を共有させていただければと思います。
まず近くのお墓へ移りたい、という考えは間違いではないようです。実際に今地方では墓じまいをされ首都圏に霊園、納骨堂、又は樹木葬と幅広い納骨方法の選択肢が増えております。
現代にあった納骨の仕方だと思います。ただ注意しなければならないのは親族、親戚としっかり話をすることが大事になってきます。トラブルの元になるので皆さんから了承を得られないと難しいです。
誰がお墓を継承していくのか、ハクナマタタさんも同じお墓に入るのか、檀家を抜けなければならないのか等、話合いが必要となり、ハクナマタタさんの一存で決めるのは避けたほうがいいと思います。
お墓というのは何世代にもわたり、次の世代へと繋ぎ、先祖を敬う為にお墓を立ています。どういった理由でその宗派、お寺の檀家になったのか、経緯も何かあるはずです。
大抵は「近場のお墓だったから」だそうですが．．．
現代の納骨方法の一つで、ご遺骨を粉骨し、海に撒くという「海洋散骨」もあります。子供達に迷惑をかけたくないから、と話し合いをしているご家族様もいらっしゃいます。
色々な形の納骨方法が選べるようになりました。ご参考までに。