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Ai Qualia

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子育てについて

不妊・妊娠・子育て 回答期限 2020.10.08
2020.10.01

小学生の男の子がおりますが、あと数年で母親との会話も少なくなるかなと感じています。密なコミュニケーションが可能な今のうちに教えておいた方が良いポイントとはどのようなことでしょうか。ご意見いただければ幸いです。

回答3

自己肯定感を持ち、自分を好きでいること

2020.10.02

 nekoさん、アッサラームアレイコム!ホセインと申します。私の娘はまだ2歳ですので、小学生のお子様を持つneko様にご助言するのは大変はばかられますが、私の教員としての経験からお話させて頂きます。
 母と話をしなくなる=いわゆる思春期の到来が間もなくで、nekoさんの話をきかなくなるのではというご心配もあるのかと思います。身近にいる大人を乗り越えて、自分自身を精神的に大人へ昇らせる思春期は大変重要です。思春期の男子は特に親の言うことに全て反論することで(親の言っていることが正しくても)自分の成長を図っているぐらいの寛容さを心の奥底に持って頂いていると良いかもしれません。もちろん親に対する失礼な物言いや態度についてはお子様が言うことを聞く、聞かないにかかわらずきちっと叱ってあげてください。私は思春期の精神的な不安定さは「俺は世の中で通用する人間なのか。それともダメなやつなのか」だったり、「俺はかっこいい人間なのか、それともダメなやつなのか」といった自分への自信の無さが原因かと思います。自分に自信がない人ほど、人を攻撃します。思春期はそう言った時期なのだと思います。ですが、だからといって野放しにしてしまうと、「もしかして俺はどうでもよい存在なのか」とも思い更に不安に追い打ちがかかります。毎度毎度むきになる必要はありませんが、時には親として、人生の先輩として、毅然として叱って上げ、「あなたのことをいつも見ているわよ」というところを見せることも必要かと思います。
 さて、話が少し脱線しましたが、私は上述したように思春期は誰しも自分という存在に自信がなくなる時期かと思います。ですので、思春期を迎える前にもしお子様に伝えるのであれば、「あなたは素晴らしい存在で、そして私は(nekoさん)あなたのことをいつも応援しているわよ」ということかと思います。つまり自己肯定感を高めるということ、そして自分のことを少なくとも親は見方でいてくれるという安心感を高めるということかと思います。どうも学校で勉強ができないとか、どうも部活で勝てないとか壁にぶつかり、自分に自信がなくなるのが思春期です。ですが、実際は人と比べていても仕方がありません。自分のできること、やれることに磨きをかけることが大切です。それをやれるかどうかは自己肯定感が高いかどうかだと思います。
 また、親子関係がこじれがちな思春期ですが、大切なのはお子様の逃げ道を必ず用意してあげておくということです。私は昔、父と口論になると父から必ず「家を出ていけ!」と言われました。これは正直よくありません。中学生が家を出ていくわけにはいきませんし、親の行動として実際に憲法にも違反します。これは親の絶対的権威を見せつけるだけで、何の解決にもなりません。ですから「そういう口の利き方は二度と許さないわよ」というフレーズは一見厳しいように見えて、「今回は見逃してあげるわ」というニアンスを含むのでお子様にとっては逃げ道があります。逃げ道を無くしてしまうとお子様に残るのは悔しさや恨みだけになってしまいます。
 と、いうことでつらつら書いてしまいましたが、お子様の自己肯定感が高まるようなお話、そしてお子様の味方だよという安心感を高めるようなお話をしてあげたほうが良いかと私は思います。そして実際に思春期で親子がぶつかったときには、叱りながらも上手に逃げ道を確保してあげてください。
 いずれにしてもneko様のお子様への愛情を神様は見てくださっています。インシャアッラー。

ホセイン | 藤沢モスク

プラネット
イスラームの教えに基いて生活しています。
幸せは心の平安によってもたらされます。
つらいこと、苦しいことをご相談ください。
あなたと共に心の平安を探していきたいと思います。

インシャアッラー。

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