一度定年を迎え、再雇用になったものの、収入も下がり、やることは同じ、目標が見えません。

　ヨシさん、アッサラームアレイコム！ホセインと申します。ヨシさんは一度退職されたとのこと。本当に長い間、お疲れ様でした。
　ヨシさんのお悩みは、まさに日本社会の問題だと思います。60歳でいまだ多くの会社が定年を迎えるのに、年金は出ない。しかも、定年前後でやっている仕事は変わらないのに、給料は下がる。こんなおかしな話は無いですよね。まさに、日本の年金制度のひずみであり、国民を馬鹿にしているとしか思えません。
　私は65歳定年制の職場で働いています。65歳からの年金を見越し、制度の整った職場を見つけました。しかし、国民年金の払い込みは60歳以降も続くことに改悪されそうですし、年金制度自体もさらに改悪されそうです。そんな中、今自分として決めていることは何があっても65歳で辞めるということです。または、65歳からは給料よりも、自分の好きなことを仕事したいということです。ヨシさんは、今のお仕事でそれなりに実績も積まれ、経験もあるかと思います。それで給料が下がる、悲しいですよね。ですから、思い切って自分のやりたかった仕事に挑戦するのはどうでしょうか？新しいスキルも得られ、もしかしたら70歳まで働くきっかけになるかもしれません。今やシルバー世代は労働力市場において重要性を増しています。仕事は必ず見つかると思います。そこそこの給料で新しい自分に出会ってみるというのはいかがでしょうか？
　いずれにしても自分の仕事を一度全うされたヨシさんのことを神様はきっと見守ってくださっています。
　インシャアッラー。