管理職をしています。
よく部下から、あーしたいこーしたいとやる気満々で提案してくれる事があります。
大変ありがたく、頼もしい限りでなんとかやらせてあげたいと思うのが上司です。
しかしそのやりたい事が、社会的、法的にグレーな部分で積極的に推奨できなかったりして、なかなか思い通りにやらせてあげられない事があります。
時間をとって説明をして理解はしてもらっているのですが、「ではこうしましょう。これはどうですか」と次々代案を持ってくるのですが、やはりやりすぎ。やりたい側と抑える側でギャップが生じてしまいます。
なんとかやれる方法を考えているのですが、すぐには答えが見るからない中、本人はすぐにでもやりたい気持ちでいるので、そこでもギャップが生じてしまいます。
「ダメです。」と一括する事も考えましたが、前向きに提案してくれることは非常に良いことでそれを無くしたくはありません。
このような時どのようにしたらやる気を削がずに、抑えてもらう事ができるのでしょうか？

　白Tのブルー3、アッサラームアレイコム！ホセインと申します。部下の方のやる気を削がずに間違えを正す、、、大変難しいですよね。拙い私の知識になりますが回答させて頂きます。
　スポーツの世界にペップトークというものがあります。英語でPEPは、元気づけるなどの意味があります。昔、氷上の奇跡と呼ばれたアメリカ対ソ連のアイスホッケーの試合におけるコーチの話などが有名です。ペップトークは、受容→承認→行動→激励という流れで話をします。この流れで話をすると、聞き手はやる気があふれます。
　今回の件で言えば、「君はいつも沢山の提案をしてくれるね。ありがとう。（受容）ただ今回の提案は、この点が違法性があるから採用はできない。だけど、この部分は考え方として面白い。（承認）君はこのプロジェクトではなくて、こちらのプロジェクトのほうが向いているね。沢山の提案は要らないから、君の考え方で新しい提案を一つしてくれないか。（行動）違法性のあるものがダメなことは分かったよね。清廉潔白な提案を待っているよ。君ならできる！（激励）」のような話し方をすれば、部下の方はやる気を失わずに、間違えを正し、そして新しい仕事に打ち込めるのではないでしょうか。
　いずれにしても部下の方の気持ちを汲む白Tのブルー3のことを神様はきっと見守ってくださっています。
　インシャアッラー。