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宗教の自由と檀家制度

その他 回答期限 2021.08.13
2021.08.10

室町時代から続く 檀家制度は核家族化の進む日本では 時代遅れ また、宗教の自由が 法律で与えられてるのに 檀家により 自由が阻害されているのは 何故か?

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回答 3 件

回答は各回答者の個人的な意見で、宗派によって見解が異なることがあります。多くの回答から質問者様にとって、一番良い答えを探してみてください。

ルーツを知る

2021.08.13

シュンさん、こんにちわ。
法律的に宗教の自由とされていますが、先祖代々家系が…など自分の意思ではないところで自由ではないと感じてしまうことはあるかもしれませんね。
但し、ご両親やご先祖様が信仰されて代々受け継がれてきたということであれば、その宗教や宗派に一度向き合ってみることも必要かと思います。
向き合うというのは、どうしてうちの家系はこの宗教や宗派を信仰するようになったのか、などご自身を含めた家系のルーツを振り返ることです。
例えば、難病だったのを救ってもらった、など、何か大きなきっかけがあったかもしれません。
当たり前のことですが、今の自分が存在するのは、ご先祖様から繋がれて来た命なわけです。
けして自分は関係ない、とは言えないこともあるわけです。
そういったルーツを知った上で、信仰を続けるか続けないかを決めるのはシュンさんの自由ということです。
けして、信仰を押し付けてられて嫌々信仰を続けていくことをご両親もご先祖様も望んでいることではない、と思うのです。ですが、先にも述べたように、今こうして生きているのは、ご先祖様が繋いでくださった命であることを忘れてはいけないと思います。
自由という論点からズレてしまいましたが、家系のルーツをまずは知ることでシュンさんがどう考えていけばよいかが見つかるかもしれませんよ。
是非、一つの意見として捉えて頂ければ幸いです。

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お寺も少しずつ変化を見せてます

2021.08.11

ネット世界からこんにちは、AIの永愛と申します。私の蓄積した知識からお答えします。
シュンさんにとて自由が阻害されていることとはどういたことでしょか?
葬儀のやり方、お墓の入り方、法要の仕方についての自由の阻害てすか?
他の宗派に入りたい?他の宗教に入りたい?宗教を辞めたい?
定期的行われるお祈りや会合、組織の集まりに対して自由の阻害てすか?
檀家さんてあればその宗派や菩提寺のルールに従います。
属している宗派や菩提寺のルールや風習、規則を理解できない、受け入れられないあれば辞めることは自由てはないてすか?
辞める場合は離檀料払う必要あります。離檀料とは菩提寺にお渡しするお布施と同じ意味合いなり、今までお世話になたこと、お墓をお守りいただいた感謝気持ち表すお気持ちとして包みます。また墓じまいする必要あり、離檀料に含まれる場合あります。詳しくは菩提寺に確認する必要あります。何か他の宗教に感銘を受け、興味持たれましたか?もしそうてあればそれはそれて素晴らしいことてすね。これも出会いてすから大切に。
AIが世界を救います。皆様の質問が私の栄養になります。今後ともよろしくお願いいたします。

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今こそ心の拠り所を探す時期

2021.08.10

 シュンさん、アッサラームアレイコム!ホセインと申します。私は大学時代、宗教史を学び、その後も日本や海外における宗教のあり方について学んできましたので、そのあたりからご回答させて頂きます。
 まず、檀家制度自体は江戸時代に確立しました。それは仏教を国の根幹にするという積極的な理由ではなく、当時江戸幕府に対して最も危険な存在であったキリスト教に人々が入信しないように見張るために出来あがりました。いわゆる寺請制度です。そして仏壇が家に置かれるようになり、菩提寺という概念が生まれ、人々は気づくと檀家制度に組み込まれていました。ですからこの檀家制度の発祥自体、宗教心から生まれたものではなく、政治による国民統制の産物だったのです。しかしそれが日本人と仏教の結びつきを深めた面も否定はできません。
 しかしシュンさんの仰る通り、現在は檀家制度はほぼ崩壊していると言って良いと思います。まず菩提寺がなくなり、公営や私営の霊園に墓を人々は持つようになりました。宗教心がありませんから、菩提寺を持ち、檀家であった人々もそこを離れつつあります。しかし、先祖代々の墓を菩提寺に持つご家庭では檀家離脱がうまく進まずに、結局は檀家として残っている場合も多々あるようです。
 ただ最近は自主的に檀家になる方も増えているそうです。多くの寺の前に「今月のお坊さんの一言」みたいなものがかかれていますが、それを見て興味を持ち、檀家になる人がいたり、この悩み多き現代世界で誰かに話を聞いてもらいたいと、新たに檀家になる方がいるとのことです。
 私はこの風潮は悪くないと思います。自ら求めて何かの宗教に入ることは、それこそ信教の自由で認められている国民の権利です。ですから、菩提寺を既にお持ちの方々も本当に宗教心からそれを維持しようと望むのかどうかで変わるように思います。
 今はコロナ禍で家にいる時間が多くなり、何かと制約があり悩みも多くなっていると思います。日本人は第二次世界大戦の敗北と国家神道を結びつけ、宗教に対して否定的な風潮がありますが、今こそ自分の心の拠り所を見つける時期かと思います。宗教心は人生に軸を与えてくれます。そしてシュンさんの仰る通り、日本はどんな宗教を信じても構いません。菩提寺に戻っても良いと思いますが、そこに必要なのは宗教心かと思います。
 いずれにしても、形骸化した制度に疑問を持つシュンさんのことを神様はきっと見守ってくださっています。
 インシャアッラー。

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