ガンと告知された人の気持ちは、どんなものなのでしょうか？

　あずきさん、アッサラームアレイコム！ホセインと申します。私自身はガンを告知されたことはありませんが、肉親や親しい友人がガンと告知され、その時に色々話を聞きましたので、その際の経験をもとにご回答させて頂きます。
　まず、ガンと告知されても実感がわかないそうです。吐血したり、下血したり、明らかな兆候があって検査をしてガンとわかった場合は違いますが、多くの人がまさか自分が、、、と思っていますので、ガンと告知されても「はぁ、そうですか」ぐらいにまずは思うとのことです。日が経つにつれ、治療方法などを家族と相談したりするうちに、少しずつ実感がわき、同時に「死を身近にはじめて感じた」と私の母は言っていました。私の母はガンと告知され、がんの治療が始まり、ガンである自分を受け入れながら、残されるかもしれない連れ合い（つまり私の父）のことを心配したそうです。自分が死ぬかもしれないという気持ちは何となく受け入れられたそうですが、残されるものの気持ちや将来を考えると不安しかなかったそうです。母はお陰様で手術と治療うまくいき、今も元気に過ごしていますが、二言目には「これが最後かもしれないから」と言い、孫の顔をしきりに見に来ます。
　また、私の親しい友人は「ステージ4」で胃癌を告知されました。告知された時、やはりまさか自分が、、、セカンドオピニオンを受けたら違うだろうぐらいに受け止めたそうです。ただ、その後直ぐに吐血し、入院しました。その友人はやはり残される家族のことが心配で心配で仕方ないと言っていました。そして、少しでも長く生きたいと、言っていました。今は胃を全摘出して、ガンの経過を見ています。
　すみません、自分自身の経験ではなく、人伝のお話で申し訳ございません。いずれにしても、ガンとこれから向き合うあずきさんのことを神様はきっと見守ってくださっています。
　インシャアッラー。

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