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価値観の違い

生き方・心構え 回答期限 2021.06.21
2021.06.14

十人十色というようにそれぞれ価値観の違いがあると思います。
強制も出来なければ間違ったことを認める事も出来ません。
それぞれの価値観のボーダーラインを確認して理解しあう為にはどのようにしていく事が良いのでしょうか?
因みに私はコミュニケーションをとる事が苦手です。

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回答 2 件

回答は各回答者の個人的な意見で、宗派によって見解が異なることがあります。多くの回答から質問者様にとって、一番良い答えを探してみてください。

違うことを理解する

2021.06.15

ハクナマタタさん、こんにちわ。
仰る通り、価値観は人それぞれあると私も思います。
ですから、全てを理解し合うことは難しいことだと思います。
だからこそ、お互い様の精神であり、お互いを尊重する気持ちも必要なのだと思うのです。
自分の考えだけが正しい、などのように自分中心の考えを持つと人は衝突します。人どころか国ですら、それが戦争の引き金になったりするわけです。
生まれた環境も違えば、育った環境も違います。であれば、価値観は違うことが当たり前だと思うことです。似通った価値観ということはあり得ることなので、それがボーダーラインという表現なのかもしれませんが、ボーダーラインを確認するのではなく、違う価値観がある中での相手を理解しようとすることがお互いに心を開くことにつながるのではないでしょうか。
これも一つの考え方として捉えて頂ければと思います。

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この星にボーダーなんてない

2021.06.15

 ハクナマタタさん、アッサラームアレイコム!ホセインと申します。私は教育業界におりまして、生徒200名程度の学年そして600名程度の学校全体の生徒指導を担当したことがありますので、その際の経験などをもとにご回答させて頂きます。
 まずハクナマタタさんは、人それぞれ価値観が違うということを認識されています。私はこれが一番大切なことだと思っています。価値観が一人一人違うということを知った時に、人は自分の「ボーダー」を乗り越えられたのだと思います。昔、カップラーメンのCMで「この星にボーダーなんてない、no border」なんて言葉がありました。人はその成育歴などから自分の中に「ボーダー」つまり「価値観」という枠を醸成します。そして多くの人がその価値観に縛られ、自分の価値観と合わない人を阻害します。これは大人の世界でももちろんおきますが、子どもの世界ではより激しくおこります。人は「居心地の良さ」を求めます。おそらく多くの人にとって「家庭」は居心地がいい場所です。なぜなら家庭の中で価値観が共有されているからです。(実際は思春期という子どもの価値観の動揺以後は、家庭ですら子どもにとっては居心地が悪くなる場合もありますが)その居心地の良さ=同じ価値観の共有という夢幻を子どもは家の外でも求めようとします。それを強く求める子どもがいじめを起します。自分との違いを許せないのです。
 ですが、自分とは違う人間に同じ価値観を強制することはできませんし、それは人間関係の破綻を意味します。ただ、仕事やスポーツにおいては同じ目標を持ち、それに向かって共に頑張ることができます。気をつけなければいけないのはこれはあくまでも「目標」を共有したのであって、価値観を共有したわけではありません。あたかも価値観を共有したような錯覚に陥ってしまう人は、結局は価値観を押し付けてしまう(いわゆるパワハラなど)という失敗に陥ります。
 私はお互いの価値観について、そのボーダーを探ることは難しいと思います。それよりもボーダーを最初から超えてしまうことを考えたほうが良いと思います。つまり、相手の価値観に対して胸襟を開き、受け入れるということです。こちらがボーダーをつくり、受け入れない姿勢を取ってしまった段階で、不毛な平行線が始まります。お互いが胸襟を開きあえるのが一番ですが、まず自分が胸襟を開いて相手と接すれば少なくともこちら側のボーダーはありません。これはそれほど難しいコミュニケーションスキルではなく、ただただ素直になれば良いだけです。もちろん相手の価値観を受け入れ、相手のことを理解した後は、必要に応じて相手の価値観について無視しなくてはならない面も出てくると思います。あくまでも相手の価値観を否定するのではなく、知っていながら無視すれば良いのです。この無視するということに少しスキルが必要かもしれません。例えば会話の中で「ハクナマタタさん、これについて私は〇〇だと絶対思うんだよ。そうでしょう?」などと相手が念を押してくる場面があるかと思います。そんな時、「なるほど、そんな考え方もあるんですね」など、相手を受け入れつつ、しかし肯定しない答え方をするのも上手な価値観の無視の仕方です。
 私は様々な人間模様を見、そして自分自身その人間模様にドロドロに巻き込まれていた時期もありました。その時感じたのが、先述のCMの言葉「no border」です。つまらない価値観にこだわったり、お互いを責め合うのではなく、理解しあった後に築きあがる新しい人間関係のほうが大切です。ボーダーなんていらないと私は思います。そしてそういった人間関係をつくる時の魔法の言葉が「ハクナマタタ」=問題ないさ、だと思います。
 いずれにしても人との関係を深め、社会により貢献しようと思ってらっしゃるハクナマタタさんのことを神様はいつも見守って下さっています。
 インシャアッラー。 

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