親に働けと言われました。しかし、僕自身は無能でコミュ障で頭も悪くおまけに顔がブサイクです。こんなんじゃ就職なんかできないし、社会に出てこない方が世の中のため、人のためだと思っています。 だから、お金が尽きるまで遊んでから人生終わらせようと思っています。 どうしたら親を説得できますか？

　mmmpさん、アッサラームアレイコム！ホセインと申します。私も学生時代、自分のことが好きになれず、mmmpさんのように思ったこともありました。その経験と現在社会人として働く自分の経験からご回答させて頂きます。
　私は「何のために生きるのか」といつも自問してきました。私も容姿は優れず、これといった強みもない人間です。さらに恥ずかしがり屋で、人前に出ることが苦手です。mmmpさん以上に社会に出ない方が良い人間かと思います。ただ私はある映画でこんな言葉に触れました。
「自分を醜いと知った人間は、決してもう醜くねぇって」
私はこの言葉に勇気をもらいました。人は誰もが醜いと思います。人の生活をうらやんだり、自分の力の無さを人のせいにしてみたり、うそをついたり、醜さにはきりがありません。しかしその醜さに真正面からぶつかることで、はじめて人は自分の醜さを痛感し、そして2つの道を選ぶのだと思います。醜さを突き詰めていくか、それともその醜さをなんとか良き道へと昇華させていくかです。私は醜さを突き詰めていけるほど勇気がなかったので、この言葉に出会って以降、ややもすると醜くなる自分を押さえ、世のため人のためになることをしようと努力してきました。
　私はmmmpさんはご自分の醜さを既に痛感されています。そして現在は上記の醜さを突き詰めていく生き方を選ぼうとなさっています。醜さを突き詰めていく生き方自体を私は否定するつもりはありませんが、それはある意味では社会に出るという恐怖を後送りにしているだけかもしれません。私は手塚治虫のブッダが大好きですが、「きょう恐ろしさをごまかせても明日また恐怖がやってくるかもしれない。むしろ恐怖に身を任せて、その中で安らぎを見つけるのだ」とブッダは言っています。社会に出るということは正直恐怖です。ですが、私はmmmpさんは釈迦に出ていく力がおありだと思います。ただ、その恐怖で足がすくんでいるだけだと思います。私も毎日恐怖の中にいます。ですが、ブッダの言葉通り、社会という恐怖に身を任せて、その中で安らぎを見つけようと努力しています。mmmpさんもこの恐怖に身を任せてみませんか。本当に時々（1年に1回ぐらい）安らぐ日もあったりしますよ。
　すみません、mmmpさんの欲するような答えではなかったかもしれませんが、私はmmmpさんのことを心から応援しています。そしてそんなmmmpさんのことを神様も見守って下さっています。
　インシャアッラー。