子供の物を買うときに
小さいころであれば親が決めて子供はそれを喜んで使っていましたが小学生ぐらいになると自分で決めたいという主張が強くなってきています。それは成長としてとても喜ばしいことではありますが、今後長く使うもに関して子供は今欲しいものを選びます。しかし親の経験則から言うとあと後で後悔するということがわかることがあります。この場合子供の選んだものを尊重するべきか親の経験で後々困るよというのを説明しあきらめさせたほうがいいのか悩んできます。子供の好きなものをという気持ちはありますがどうしたものかと・・・

　Kcnさん、アッサラームアレイコム！ホセインと申します。私は子育てはまだ2歳半の娘だけですので、Kcnさんには及ばないのですが、教育現場に長くおりますので、その経験からご回答させて頂きます。
　私は、子どもに「失敗をさせる経験」が大切だと思います。親から見れば、「これは絶対飽きるな…」とか「これは費用対効果が悪いな…」など明らかに分かるものを子どもが選択することは多々あるかと思います。しかし、それはあくまでも「大人の視点」で合って「子どもの視点」ではありません。本来子どもは試行錯誤をする中で判断力を養っていきます。それを「大人の視点」で修正してしまうと、次第次第に子どもは諦めを持つようになります。または大人が好むような選択をするようになります。ですから、1回や2回は子どもに失敗させる勇気を大人が持つことが大切かと思います。「絶対こうなるな…」ということを子どもに一応伝えて置く。それでもそれを選んだときは、是非買ってあげてください。そして大人の助言通りになった時、子どもと一緒にその結果について考えてみてください。子どもは大人が思う以上に理解力があります。失敗をすることで得られる経験は、実は成功で得られるものをよりも多いかと思います。
　もちろん、購入額が高い、購入額がかさむということもあるかと思いますので、現実問題としては子どもの選択全てを受け入れるのではなく、「ここは失敗させよう」という大人の意図的な判断も大切になるかと思います。
　いずれにしても、お子様の健やかな成長を願うKcnさんを神様はいつも見守って下さっています。
　インシャアッラー。