僕には妹がいます。2人兄妹です。
年齢は2歳下です。
去年、妹は中学を受験し、合格しましたが、今年僕は高校を受験しましたが、不合格になってしまいました。
それ依頼、妹の態度が変わっていって僕を馬鹿にしてきます。
両親も何かと妹と比べるような言葉を言うようになりました。
「妹は頑張っているぞ。少しは見習えとか、爪の垢を煎じて飲め」とか
なんかもういろいろと辛くなってきました。
僕はこれからどうすればいいんでしょうか。

　進学の巨人さん、アッサラームアレイコム！ホセインと申します。私、教育業界に身を置いておりますので、その経験からご回答させて頂きます。
　まず、進学の巨人さんにお伝えしたいのは、生きることには辛さがいつも同居しているということです。しかし生きることには楽しさも同居しています。私は辛さをどう楽しさに昇華させることができるかで人生をポジティブに過ごせるかが決まると思っています。現在の進学の巨人さんはご家族から厳しくあたられ、大変辛い状況かと思います。しかし、この状況をポジティブに変換すればきっと数年後は楽しさが勝る日々を過ごせるかと思います。
　今回進学の巨人さんにお伝えしたいポイントは2点です。1点目は、今や良い進学とは何なのかということです。一昔前は「良い進学」と言えば「高い偏差値の進学先」だったかと思います。しかし、今は高い偏差値の学校に行ったとしても「そこで何を学んだか」で、就職先なども変わってきます。つまり良い進学先とは「仕事で使えるスキルを学べる」場所に変わりつつあります。特に進学の巨人さんは次は大学受験かと思います。その時に、単に大学の名前や偏差値で進学先を選ぶのではなく、その大学があなたに何を提供してくれるのか、またはどんな研究がなされているのかを良く調べたうえで決定することが良いと思います。実際、私の兄は20年以上前ですが、偏差値で言えば高くない大学に入りましたが、そこでプログラミングについての技術を高め、VAIOで有名な某メーカーに学部卒で就職できました。高い偏差値の学校に行くことが必ずしもあなたが輝けるフィールドにつながるわけではなく、あなた自身が主体的に自分の輝けるフィールドにつながる進学先を選ぶことが大切かと思います。そうすると家族へも自分の思いを伝えられると思いますし、自信にもつながっていくのではないかと思います。
　2点目は、失敗は成功の基ということです。進学の巨人さんは高校受験で第一志望校に入れなかったようですが、私は高校受験・大学受験・就職試験の全てで第一志望には入れませんでした。でも、今楽しく生活しています。私は「与えられた場所で頑張る」ことが次のステップにつながると思っています。第二志望や第三志望の場所にいても、あなたの人生は終わりではありませんし、そこで頑張れば次のステップではあなたの第一志望に行けた友達を追い抜くこともできます。良くないのはいつまでもくよくよすることです。人生に後悔はつきものです。後悔こそ、自分を高めてくれる薬です。今与えられた場所に感謝し、前向きに頑張ってみてください。
　家族も大切にし、そして自分の人生に真剣に向き合おうとしている進学の巨人さんを神様はいつも見守って下さっています。
　インシャアッラー。