今年に入ってすぐ、主人の実家の愛犬が亡くなりました。義母がとても悲しんでおり、悲しみを紛らわす為に、新しい犬をまた飼いたいと言っています。
ただ、義母ももう70代で、次に犬を飼ったとしても、最後まで育ててあげられるのか分かりません。
もう少し時間が経てば、気持ちも落ち着くとは思うのですが、毎日のようにペットショップに行っては、前の犬に似た子を探して、店員さんと色々話しているみたいです。
どのような言葉をかけてあげたら、義母の気持ちが落ち着くでしょうか❓

ももさんこんにちは
私は高齢者向け相談所の相談員、兼ペットのご葬儀、ペット葬を運営しております。
両方の観点から参考にしていただければと思います。
まずペットロスでも、なんとか前を向いて歩こうとしている方と、喪失感から気力を失ない、塞ぎがちになる方がいらっしゃいます。
お義母様は前者の前を向いて歩こうとしている方です。そして「新しい犬をまた飼いたい」と言っている点も良い傾向です。
ペットロスから抜け出すには新しくペットを飼うことだそうです。
私はそれを知った時はビックリしましたが、愛犬を失った事は悲しいですが、寂しさを紛らわしてくれるそうです。亡くなったペットの事は忘れません。
10年くらい前に流行ったことですが、子供達が高齢になる両親に犬をプレゼント、また「ペットの面倒を見るの手伝って」と両親宅に預けるそうです。
散歩に連れて行かなくてはならない、ご飯を上げなければならない、と初めは嫌々面倒を見るそうです。
しかし少し時間が経てばそれらが日課になります。ペットの為に何かをしなければならない、と責任感も生まれるので認知症予防効果も期待できるそうです。
寂しさを感じることは認知症になるリスクを高めるという報告があります。
また高齢者は確実に筋力が衰えていきます。それを少しでも遅らせる為には適度な外出、階段の上り下りが必要になってきます。
毎日散歩に連れていかなくてはならないという点では、足腰の筋肉や筋力を維持できます。介護を必要としない健康寿命を延ばせるのではないでしょうか。
それよりもなにもペットに愛着が湧き、可愛がり、そのうち我が子になります。お義母様も笑顔が増えペットに癒されることでしょう。
ももさんすいません、「どのような言葉をかけてあげたら気持ちが落ち着くか」と聞かれたら、「前の犬に似た子を一緒に探そうか」と言葉をかけたらどんなに喜ぶことでしょう。ただ小型犬であることを願います。